静岡駅前トラベルクリニック 静岡県静岡市葵区栄町 内科・小児科

予防接種について

BCG接種について

水痘ワクチン(みずぼうそうのワクチン)

四種混合ワクチン(DPT+ポリオ)

肺炎球菌ワクチン(プレベナー)について

麻疹(はしか)の予防接種

MRワクチンについて

ポリオ予防接種について

風疹ワクチン

各種予防接種の問診表ダウンロードセンター (pdfファイル)

静岡駅前トラベルクリニック問診票(PDFファイル)

結核について

BCGとは結核予防のためのワクチン接種のことです。
結核は結核菌の飛沫感染(空気感染)によって感染します。
感染者の全てが発症するわけではなく、結核菌と体の抵抗力の力関係により発症します。
感染してから長期間(数年~数十年)体に潜んでいた結核菌が免疫力が衰えたときに活性化して発病することもあります。
結核は早期に発見すれば化学療法で治せますが、治療期間は半年以上かかる厄介な病気です。
また、最近では薬の効かない多剤耐性結核菌が目立っています。
わが国の結核は依然最大の感染症であり、2002年において2,316名が結核で亡くなり、約3万3千名が新たに結核として登録されています。全世界では毎年300万人が結核で死亡しています。

BCGワクチンについて

結核の予防は結核菌で自然感染する前にBCGワクチンを接種することが重要です。
適切な接種で行われたBCGワクチンで免疫をつけておけば、発症することを大幅に減らすことができます。
特に乳幼児における「結核性髄膜炎」や「粟粒結核」などの予防にBCG接種は極めて有効です。

接種のスケジュール

従来、結核予防法に定められた定期のBCG接種は4歳に達するまでに行うことになっていましたが、結核予防法の改正により、2005年4月からはツベルクリン反応検査を省略して生後6ヶ月までにBCGを接種するようになりました。
そのため、乳児期早期(3ヶ月から8ヶ月未満)に接種することが勧められます。
三種混合(DPT)ワクチン1期初回3回の接種の間に受けることも可能です。

接種の方法

わが国では9本の針が植えつけてある「管針」とよばれる専用の接種器具を用いて接種しています。(はんこ注射などと俗に言われています)
BCGワクチンを生理食塩水で溶かした液を消毒した上肢の外側(肩より下)にたらして専用器具で広げたところで2箇所「管針」で押して接種します。(かなり強く押し付けることが必要)
時に保護者からBCGのあとが目立たないように「肩の上のほうに打ってください」と注文されることがありますが、肩に接種するとかえって「ケロイド」になりやすく、成人になっても痕が残ることになってしまいます。
また、同じ理由で足の裏に打って欲しいと言われることもありますが、接種後歩行などの刺激で化膿したり悪化することがありできません。(ただし、中国などでは新生児期に足の裏に接種しているようです。新生児なら歩きませんので)
さらに生後3ヶ月未満では副反応(リンパ節の腫脹など)がおこる可能性が高くなるので当院では3ヶ月から6ヶ月未満の間に接種しています。(当院では基本的に木曜日の午後)

接種後の正常な反応と副反応

接種後、2~3週間で針のあとが赤く膨らんできます。1ヶ月くらいするとうみをもつようになり、その後、かさぶたになりそのかさぶたが取れるときれいになります。(この流れは通常の反応ですから特に驚くことはありません)
うまく接種できていると3×3の接種あとが2箇所(全部で18個)になります。しかし、一部はっきりとしない所があっても半分以上はっきりとしていれば問題ありません。
経過中じくじくしてきても絆創膏などは張らないようにしてください。(軟膏もつけないで下さい)
どうしても気になる場合には医師にご相談下さい。
BCGでは熱が出るなどの副反応はありませんが、時にわきの下のリンパ節が腫れることがあります。ほとんどが2~3ヶ月で消えますが、大きくなるようならば医師の診察をお受け下さい。
なお、接種して1週間以内に接種部位が腫れてきた場合(コッホ反応)は早急に確認させてください。すでに結核に感染していた可能性があります。

次の接種までの間隔は

生ワクチンに属しますので次のワクチンの摂取には4週間以上あけてください。

水痘ワクチン(みずぼうそうのワクチン)

水痘は水痘帯状疱疹ウイルスによる急性の発疹性感染症です。
保育園、幼稚園などでしばしば大流行します。
症状は痒みを伴い水をもった赤い発疹が全身に出ます。頭の中にも出るのが特徴です。
発熱は必ずしも伴いません。発疹出現のピークは2~3日でその後は次第に乾いて黒っぽいかさぶたになります。
平均して1週間くらいで治ります。
合併症としてまれに肺炎、肝炎、心膜炎、小脳炎、血小板減少性紫斑病などがあります。
また、水泡をひっかくなどすると瘢痕が残ることがあります。
妊婦が妊娠初期に感染すると奇形を伴う先天性水痘症候群の子どもを出産する可能性があります。また、妊娠後期に感染すると新生児重症水痘にかかる可能性が高くなります。
アメリカでは毎年、水痘患者のうち1万人が入院して、100人が死亡しています。(水痘は怖い病気です)ワクチン接種をお勧めいたします。

水痘ワクチンについて

水痘ワクチンはわが国で世界に先駆けて開発された生ワクチンです。
接種後の抗体陽転率は90%以上と優秀です。(ただし、接種しても水痘にかかることもあります)
水痘ワクチン接種者が水痘にかかった場合多くは軽症ですみます。
このワクチンは2014年より「定期接種」ワクチンになりました。
当院で接種が可能です。(予約制)約6か月の間隔をあけて2回接種となります。
(1歳になってMRと肺炎球菌の4回目接種と同時または4週間あけて接種します:任意接種の「おたふくかぜ」ワクチンと同時接種をお勧めします)
接種量は0.5ml 2回接種です。

予防接種スケジュール

接種年齢は生後12ヶ月から可能です。
早期から託児所や保育園へ預ける予定があるお子さんはなるべく早めの接種が望まれます。

水痘ワクチンの副反応

基本的に副反応の少ないワクチンです。
副反応として発熱(2~3%)発疹(2%)接種局所の発赤腫脹(3%)が認められています。

接種後の注意事項と次のワクチン接種は

接種当日は激しい運動は避けましょう。
入浴は接種後2時間以上あければ問題ありません。(一般に全てのワクチンでも同様です)
水痘ワクチンは「生ワクチン」です。次の接種には4週間以上あけてください。

四種混合ワクチン(DPT+ポリオ)

四種混合ワクチンはジフテリア、百日咳、破傷風の三種類のワクチンに不活化ポリオワクチンを加えた混合ワクチンです。
ワクチンのタイプとしては「不活化ワクチン」に属します。(生ワクチンではありません)

接種スケジュール

初回免疫と追加免疫があります。接種量は年齢、体重に関係なく1回 0.5mlです。
初回免疫は通常生後3~12ヶ月に3~8週の間隔で3回皮下に接種します。(1期初回)
追加免疫は初回の3回目終了後、6~18ヶ月の間に1回接種します。(1期追加)
その後は百日咳とポリオを除いた「二種混合(DT)」として小学校6年生頃に「2期」接種を1回行います。

ワクチンの副反応

局所(注射部位)の発赤、腫脹、疼痛、硬結などが見られることがあります。(まれではありません)
いずれも一過性で2~3日程度で消失することが多いです。
また、皮下に小さな硬結(ビー球のようなかたまり)が1ヶ月程度残ることもあります。
全身反応はまれですが、発熱、不機嫌などを認めることもあります。

次のワクチンまでの間隔は

このワクチンは不活化ワクチンなので接種後1週間以上あければ次のワクチン(BCGなど)を受けることができます。

過去に百日咳にかかったことのある場合は

明らかに百日咳にかかったと医師から診断された場合には以前は二種混合(DT)ワクチンを用いましたが、現在はすべての場合に「四種混合」ワクチンを接種します。百日咳にかかった人が「四種混合」ワクチンを接種しても特に問題はありません。

トピックス

最近、成人の「百日咳」が問題になっています。乳児期に接種したワクチンの効果が弱くなっていて発症したと考えられています。
現在のシステムでは百日咳ワクチンは乳児期に3回、その1年から1年半後に1回の接種で終わってしまいます。今後2種混合に百日咳を追加して三種またはポリオも追加して四種として接種するという考えも検討されています。

肺炎球菌ワクチン(プレベナー)について

2010年2月末より肺炎球菌感染症予防のワクチンが発売になりました。
名称は「プレベナー」です。
この肺炎球菌は多くの子どもの鼻やのどに普通にいるのですがが体力や抵抗力が低下した時に通常は入り込めないところに入り込んで様々な感染症をおこします。
例えば耳の奥に感染すると「中耳炎」(これは中耳炎の原因菌としてはかなり多いです)
肺に感染すれば「肺炎」(症状が重く重症化します)
血液に入れば「菌血症」または「敗血症」(体中の臓器に菌がばらまかれ髄膜炎など重症な病気を引き起こします)
脳やせき髄をおおっている髄膜にかんせんすると「細菌性髄膜炎」(日本ではワクチン普及前、毎年200人ほどの子どもが肺炎球菌による髄膜炎を発症し、約3人に1人が死亡もしくは重い障害を残しました)

細菌感染症であるので抗生剤が有効ですが近年いろいろな抗生剤に抵抗性の肺炎球菌が増えてきており治療が難しくなっています。
適切な治療を行っても上記の髄膜炎を発症して不幸な結果になってしまうお子さんも多いのです。

そこで肺炎球菌の感染症自体を予防するのがこの「小児用肺炎球菌ワクチン」(プレベナー)です。

小児の肺炎球菌感染症は乳児期早期から起こりうるのでなるべく早い時期にワクチンを接種することが勧められます。

このワクチンは生後2か月から接種が可能です。(2か月から9歳までが接種可能時期です)
肺炎球菌の髄膜炎は約半数が乳児期(0歳代)での発症ですからなるべく早期に接種しましょう。
特に5歳くらいまでが危険年齢といえます。

効果は2000年から定期接種しているアメリカではワクチンの接種で重い感染症が98%減りました。
現在世界中の約100カ国で接種されています。わが国でもワクチン導入後明らかに髄膜炎など重症感染症が激減しました。

副反応と安全性

接種後の発熱は約6回に1回程度見られます。そのためこのワクチンの発熱の確率は1回の接種ごとにサイコロを振って「1」の目が出た時に起こると説明しています。4回の接種後に全て発熱する確率は1/1296となります。
発熱以外の副反応は接種部位の硬結等です。

実際の接種スケジュールについて

標準接種方法 (現在推奨される接種方法)

1回目の肺炎球菌ワクチンを生後2ヵ月時に「ヒブワクチン」と同時接種、3ヵ月時に2回目を接種(この時に四種混合とヒブの3本を同時接種)し、27日以上の間隔をあけて3回目のヒブ+肺炎球菌接種と同時に四種混合の2回目を接種。四種混合はさらに27日以上あけて3回目を接種する。肺炎球菌の4回目は1歳になったらすぐに「MRワクチン」と同時接種します。

すでに生後7か月以上1歳未満のお子さんは

早急に1回目のワクチンを接種します
2回目は1回目から27日以上あけて(4週間後の同じ曜日もOK)接種します。3回目は60日以上あければ接種できますがこれも四種混合の1期追加と同時接種をお勧めします。

すでに1歳のお子さんは

早急に1回目のワクチンを接種します(MRワクチンなどと同時接種可能です)2回目は60日以上あけて接種します。
2回目の接種はMRまたは四種混合の1期追加と同時接種も可能です。

すでに2歳から9歳のお子さんは

1回の接種となりますのでお早めにワクチンをご予約下さい。

ワクチンの予約について
ヒブ(Hib)ワクチンと違い現在のところワクチンの供給は十分ですので通常の予約ですぐに接種できます。
四種混合の予約が近々入っている方は同じ日に肺炎球菌ワクチンを同時接種するように予約変更して下さい。
当院では常に10本のワクチンをストックしておりますので当日問診表を書いていただければその日に接種することもできます。(四種混合で来院した方が肺炎球菌を同時接種することもできます) なるべく予めお電話でワクチンの予約をお願いいたします。
ヒブワクチンも四種混合と同じスケジュールになるため(生後3カ月から接種した場合)こちらも同時接種が可能です。
その場合には1回に3本のワクチンを接種することになります。(左に2本、右に1本など)
同時接種とは同じ施設で同じ日に別々のワクチンを同じ人に接種することですので別の施設で接種した方が当院で同じ日に別のワクチンを接種することはできませんのでご注意ください。

ワクチンの料金について
平成23年2月から静岡市では無料接種が開始されました。(0歳から5歳未満に限る)
肺炎球菌について詳しくは こちら http://haienkyukin.jp
小児用肺炎球菌ワクチンについて詳しくは こちら http://www.prevenar.jp  ワイス製品ニュース

麻疹(はしか)の予防接種(現在はMRワクチン)

麻疹(はしか)はこわい病気です。
最近はあまり見られなくなってきましたが、それは予防接種がきちんとされてきたからです。
しかし、時々流行が見られます。麻疹(はしか)についてはこちらもご覧下さい
近年、人の往来がはげしくなり、遠いところで感染した人がやって来てその地方に新しい流行を引き起こすこともよくあります。
はしかにかかると一週間ほど高熱が出ます。感染力がものすごく強い病気です。
合併症に脳炎や肺炎もあります。毎年このはしかで命を落とす子どもが後を絶ちません。
日本はいわゆる「先進国」ですが、はしかについては完全な「後進国」あるいは「はしか輸出大国」とアメリカなどから指摘されています。
原因は「はしか」の予防接種率がまだまだ低いことにあります。
はしかの予防は唯一、ワクチンを受けることです。

現在、日本でははしかのワクチン接種は1歳以降となっています。
しかし、ワクチンは6ヶ月から接種することができます。
ただし、各自治体が費用を補助するのが「1歳以降」となっているために接種は実際1歳過ぎがほとんどです。

早期に保育園など集団生活に入る予定のある乳児には当院では1歳前にもワクチンを接種しています。ただし、公費での接種ができませんので自費となります。
1歳前に接種する場合、接種量が半分の0.25mlとなります。
この場合、2~3歳ころ公費でのワクチン追加接種をお勧めしています。

ワクチンの副反応について

はしかワクチンの副反応は接種10日ころに約10%(10人に1人)程度発熱が見られます。
実際には37度代後半程度の発熱で機嫌も良いことが多いです。時に38度以上の発熱をおこすこともあります。また、この頃にパラパラと発疹が出ることもあります。これらの症状は2~3日でおさまります。
注射部位が赤くなったり痛んだり、少し熱をもつことがありますが、いずれも2~3日で消えます。いずれにしてもご心配な時には小児科の診察をお受け下さい。

卵アレルギーとはしかの予防接種について

卵アレルギーの程度によりますが、ワクチンに含まれる卵の成分はごくごく微量なものです。
重症な卵アレルギーが無い限り接種可能です。
実際に卵のアレルギーのみで重大な副反応が起こる事はないといわれています。ワクチンに含まれていた「ゼラチン」によるアレルギーのほうが問題になっておりましたが、現在このゼラチンはほとんどのワクチンから取り除かれています。
しかし、卵によるアレルギーで重大な反応(ショックや呼吸困難など)をおこしたことのあるお子さんについては静岡では「県立こども病院」の予防接種外来などの専門の病院にて慎重に接種を行います。
また、必要に応じて接種前にテストを行ったり薬を服用してから行うこともあります。

次のワクチン接種について

麻疹ワクチンは「生ワクチン」ですから、接種後次のワクチンを接種できるのは4週間以上あけてください。

MRワクチン

MRワクチンは「麻しん」と「風しん」の混合ワクチンです。
基本的には二つのワクチンを1つの注射液に混合したものと考えられます。
ただし、接種する量は0.5mlと「麻しん」と「風しん」単独の接種量と同じにしてあります。
もちろん中に含まれるワクチン成分の量は変わりありません。
海外ではこの「MRワクチン」に「おたふくかぜワクチン」を混合した「MMR」として接種している国が多いようです。
日本と同じく「MRワクチン」として接種している国もあります。
いずれにしてもワクチンの安全性とその効果には全く問題ありません。
副反応としては「麻しん」ワクチンの成分として接種後10日くらいした頃に約1割の方に「発熱」が見られます。この頻度は「麻しん」単独ワクチンの場合と相違ありません。

平成18年4月から1歳代の幼児が接種対象となり、当院でも接種を開始いたしました。
平成18年6月から来年小学校へ入学する幼児に対しても「MR2期」として接種できるようになりました。
基本的に「MRワクチン」の接種は1歳代と小学校就学前の2回接種です。
麻しん(はしか)も風しんもワクチン1回接種のみでは十分な抗体を獲得できない場合があることが報告されておりますので今回の予防接種法改正により麻しん、風しん患者の減少が期待されます。

ポリオ予防接種について

ポリオとは

ポリオは急性灰白髄炎または「小児まひ」とも呼ばれ、ポリオウイルスによる感染症です。主に四肢に麻痺をおこす病気です。
ポリオに感染した人が排泄する便の中に含まれるウイルスがヒトからヒトへ感染します。
しかし、感染しても90~95%は「不顕性感染」と言って感染しても発症しません。
自然感染による(野生株の)ポリオは昭和59年以降日本では見られていません。
平成12年に日本が属する西太平洋地域はポリオ根絶宣言が出されました。
しかし、いまだにアフリカ地域や一部の東南アジアではポリオの発症があります。
そのためにポリオが根絶した先進国も含めて全ての国においてポリオの予防接種は行われています。
ただし、世界的には口から飲むタイプの生ワクチンではなく注射による不活化ワクチンが主流になってきており、わが国でも近年注射によるワクチンに移行されました。
現在は四種混合ワクチンに含まれており、不活化ワクチンを合計4回接種することになります。

接種スケジュール

「四種混合」に準ずる

風疹ワクチン(現在はMRワクチンとして接種します)

風疹は風疹ウイルスによる急性の発疹性感染症です。
流行は割合春先から初夏にかけて多く見られます。
症状は発熱(微熱が多いが高熱の場合もあり、無熱の場合もある)、赤く小さな発疹が体中に出て軽いかぜ症状(せき、鼻水など)を伴うことが多い。
発熱は3日でおさまるので「三日ばしか」とも言われますが、はしか(麻疹)とは全く別の病気です。
合併症として急性血小板減少性紫斑病、脳炎、溶血性貧血などが2,000人から5,000人に1人の割合で見られます。
風疹は数年おきに流行が見られます。(2004年は流行の年)

予防接種スケジュール

生後12ヶ月(1歳)以上から90ヶ月(7歳半)未満の者に接種します。標準接種時期は生後12~36ヶ月です。
風疹は流行性の疾患ですからなるべく早めの接種が望まれます。
1歳になったらまず「はしか(麻疹)」を接種し、その1ヶ月後に風疹ワクチンを接種することが理想です。

7歳半までは「公費」による接種が可能です。忘れずに接種いたしましょう。
7歳半以降も任意接種として接種可能です。
いずれも接種量は0.5 ml です。

風疹ワクチンの副反応

重大な副反応としてまれにショック、アナフィラキシー様症状の報告があります。また、まれに(100万人接種あたり1人程度)急性血小板減少性紫斑病が報告されています。
その他の副反応としてはまれに発疹、じんましん、発熱、リンパ節の腫脹、関節痛などを認めることがあります。

接種後の注意事項と次のワクチン接種は

接種当日は激しい運動は避けましょう。
入浴は接種後2時間以上あければ問題ありません。(一般に全てのワクチンでも同様です)
風疹ワクチンは「生ワクチン」です。次の接種には4週間以上あけてください。

各種予防接種の問診表ダウンロードセンター (pdfファイル)

診療用の問診票はこちらからダウンロードしてください

ワクチンで防げる怖い病気の事をもっと知ろう!!  Know VPD!

Know VPD! 左のHPから最新の予防接種スケジュール表がダウンロードできます
是非ご利用ください。(当院の院長もこの運動に賛同して賛助会員です)

問診票のダウンロード(印刷)は下記の「pdf」ファイルを開いて「印刷」して下さい。

インフルエンザ予防接種問診表(表)
インフルエンザ予防接種問診表(裏)

※インフルエンザ予防接種の問診票は必ず裏面もご覧下さい。

ご注意:肺炎球菌とヒブワクチンは静岡市で平成23年2月から無料接種が始まりましたので専用の複写式の問診票に変わりました。
公費での接種ご希望の方は問診票をお渡しいたしますので直接窓口へお越しください。
公費の対象者は0歳児から5歳未満までです。

注意:公費負担によるワクチンの問診表は2枚複写の特別製にて直接窓口にてお受け取り下さい。

静岡駅前トラベルクリニック問診票(PDFファイル)

当院に初めておかかりの方は以下の問診票をご記入の上窓口へご提出願います。
(あらかじめご記入いただいて持参されますと待ち時間が短縮されます)

乳児用(1歳未満)問診票
小児用(1歳~16歳)問診票
救急当番日用の問診票(全年齢)2枚つづりですので印刷後ハサミなどでお切り下さい

さらに当日の症状について以下の問診票もご記入ください。
初診用問診票(救急当番日の受診時は不要です)

再診の方は以下の問診票をご利用ください。
ただし、前回受診とは別の症状の場合は「初診用」問診票をご利用ください
再診用問診票